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「まかせる」は、Aさんはまかせたつもりだが、Bさんはサボりやがってと受け取ることもあるでしょう。これは「まかせる」の意味が共有化されていないからです。
「まかせる」は人それぞれ解釈が違うけど、組織におけるメンバー間に限って話をすると、私はこう考えている。
相手にまかせられるから「まかせる」のではなく「リスクを背負って挑戦することを経験してもらう」という意味の方が近い。もちろんリスクを背負うのは私で、相手には自身の存在意義を感じてもらう。
組織を新陳代謝していくためにはこれが絶対的に必要で、自分がやった方が「早い」「安心」という考えのもと、まかせれない(リスクを背負えない)組織はすぐに崩壊してしまいます。自身の存在意義を感じてもらう環境を組織として用意できるかが重要だったりするわけですね。
関連ごとでいうと過度な指揮命令や報告要求も思考力やモチベーションの低下につながるので個人的には良くないと考えている。特に「まかせる」と言っておきながら、いちいち口出しするパターンは最悪だ。
と言いながら自分のサボりを正当化しておくと、のちのち都合が良いだろうというお話でした。なんてね。
さてサボろう。
( プロダクト動態デザイン部 シニアディレクター 坂田功 )