column 日々、思うこと separate

2024.01.01

コラム

モノづくりマイナスワン

モノは使い終わったらゴミになります。色や材料を細かく同じ素材ごとに集めれば、きれいにリサイクルできますが、手間がかかって難しいでしょう。

写真は家庭からのプラごみを集めたもの。雑多に混じって悪臭も強烈。ここから分別して溶かしてリサイクルします。それにはコストがかかり、しかもリサイクルされた素材は劣化しています。今までの資源を消費するモノづくりの原点より低い、マイナスワンの地点です。これが現在の状況。将来にむけて持続可能性を考えなくてはならない時代になってきています。

でも、将来を考えることは「気持ちの良いこと」です。

この「気持ちの良いこと」を、カタチとか体験に変えてデザインで伝えれば、マイナスからプラスに飛躍できるはず、それもデザインの重要な役割です。

さあ、いっしょに考えてみませんか?

( プロダクト動態デザイン部 デザインディレクター 三富 貴峰 )