4月に「モーターサイクルデザイナーが作るライダーフィギィア」の話をしましたが、
それを作るに当たり新しい表現手法を考えていました。
今回は、その中の一つの「グリースペンシル」という方法で描いたスケッチです。

実はこのスケッチは３D空間の中にペンで描いています。
静止画では分かりずらいですが、動画にすると空間に描いた線や色が浮かんでいるのが分かります。
VR空間に入ってペンで描く方法はありますが、これは液晶タブレットから描いています。

３D空間なので、描いたロケットを飛ばしてみたり、カメラワークを使って絵の中に入って行くことも出来ます。
もちろんVRゴーグルで、この絵の世界に入ることも可能です。

先のライダーフィギィアや、モータサイクルのスケッチもこんな方法で描いてみたら面白そうだな～
と考えていて、ちょっとづつトレーニング中です。

２Dの空間から気が付いたら３D空間へ行ったり来たり、リアルな３D空間からおもちゃのような平面の世界に迷い込んだり・・・
そんな想像が楽しくすっかりハマりそうです。

次回もまた新しい世界をご紹介出来たらと思います。

( デザイン戦略部　マスターデザイナー　飯村武志 )