ダイアモンドコアドリル 「HakkenSPJ-5A」
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ダイヤモンドチップが混入されたビットと呼ばれる歯を回転させて、鉄筋コンクリートに穴を開けるための専用ドリル。
建設現場での使い勝手をさまざまな角度から分析し、機能主義に徹したデザインプロセスによって導き出された形態は小型で軽く無駄がない。精緻なフォルムは作業の効率を高めるだけではなく、作業者のプロフェッショナルな意識をも喚起させる。(DSH)
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鍋、ケトル 「シャンブル・ド・クロワッサン」
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時代とともに働き着が変わるように、働き者の道具のかたちも時代の機能と気持ちを求めて変わる。
(出典:GK Design 50years 1952—2002 デザイン世界探求)
コンピュータミシン 「ルミナ3000」
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時代とともに働き着が変わるように、働き者の道具のかたちも時代の機能と気持ちを求めて変わる。
(出典:GK Design 50years 1952-2002 デザイン世界探求)
西新宿サイン計画 「サインリング」
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新宿副都心地区は、自分がどの位置にいるのかがわかりにくい格子状の街路構造。現在地を明確に示すための真円の形態によって、信号、照明、車両感知など様々な機能を内蔵させ、乱雑になりがちな交差点景観を美しく統合した。
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キリンアイスビール
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一度凍らせて雑味を取り除き、すっきりとキレの良い、ひと手間掛けたビールの開発に携わった。
冷涼感、クリスタル感、ひと手間掛けた品質感を表現することが課題であった。シルバーの多面体缶によるクリスタル感を生かし、左あわせのエディトリアル的なデザインにより、すっきりとした品質感のあるデザインに仕上げた。また、多面体缶によりアルミ使用量が少ない、環境対応パッケージである。(Gra)
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「あしあと」 Neural Object Ⅳ (企画・設計・製作)
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夜の暗闇の海で人は夜光虫の群れの中を遊泳する。個々の夜光虫は泳ぐ人の動きに刺激されて光る。群れとしては全体の司令塔を持たず1匹1匹の判断で光る。遠目に見ると夜光虫の群れが人型に光って見える。
〈あしあと〉は、そんな体験から生まれた作品である。夜光虫の光る仕組みを模した人工虫の群れが〈あしあと〉の仕掛けである。人が上を歩くと、虫は刺激を受けて興奮して光り、通り過ぎると緩やかに消えていく。
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ラックススーパーリッチ
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日本リーバは、一つのカテゴリーの中に多くのブランドを展開。マーケティング上のねらいは、製品差別化の維持と製品特性であるダメージヘアカテゴリーにおける市場地位の強化。
新デザインのポイントは、在来の資産を生かしながら効果的にデザインチェンジを行うこと。在来品のボトル形状の肩を、健康で美しく豊かな髪を連想させるウェーブラインとして特徴づけるとともに、アイキャッチャーパターンをよりシンプルなポイントマークに改め、ブランドロゴと組み合わせることで高品質感を表現。(Gra)
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景観調和型高圧鉄塔
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高さ60mの高圧送電線鉄塔。単に送電用構造物とせず、新たな景観を生み出すデザインをめざした。モノポール、薄いオーバル状アーム、弓形アーチからなる形態は。遠景にて周囲に溶け込み、中景にて威圧感がなく、近景にて空へとつながる。
(出典:GK Design 50years 1952-2002 デザイン世界探求)
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宮渕新橋上金井線改良事業(長野県)
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松本城周辺街路の改良事業は、幅員約8mで歩道のない一方通行の通りを、幅員16mの対面通行とすることで、車両通行に余裕を持たせ、市内の交通渋滞の緩和を図ることを目的とした松本城周辺のまちづくりの中核となる事業である。
観光の回遊ルートとして、歩行者が快適に移動できる空間づくりが求められた。城の意匠を安易に模倣せず、現代の都市施設として求められる道路機能を周辺景観に融和させることをデザイン方針とした。具体的には、照明等道路設備を低く抑え、市民の日常風景となっている松本城への眺望、松本城からの眺望を活かすとともに、魅力的な夜間景観の創出を図った。また、松本神社建立以来の既存樹の存置、史跡との関係に配慮した橋台の設計とした。(設計)
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成田エクスプレス253系「N’EX」
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空港と都心を結ぶ。
成田空港を利用する外国人が最初と最後に乗る列車=成田エキスプレスの内外装デザイン。和紙の白、筆書の薄墨、落款の朱紅につうじる日本の色彩にした外装。足もとが広く手荷物を置きやすいシートと各種の走行案内表示器を配した、明るくシックな内装。
(出典:GK Design 50years 1952-2002 デザイン世界探求)
→GKインダストリアルデザイン webサイト