column 日々、思うこと separate

法政大学での授業(2/3)

法政大学システムデザイン学科で兼任講師をさせて頂いています。

今回はその授業内容をお話ししたいと思います。

2回目(全3回):紙を使って再現する

ケント紙が配られ、それを使って野菜や果物を再現します。
ケント紙は意外と硬く、自然物を作るには工夫が必要になります。
対象物と同じ様に、使うケント紙の観察・分析も必要になってくるんですね。

紙をちぎる、薄く剝いてみる、濡らす、手でもんでみる…1個作って上手くいかなければ2個目を作る。
作り方に正解はありません。何度もトライ&エラーを繰り返す事で、紙の塊が段々と自然物になっていきます。
モノを作る上でとても嬉しい部分ですね。

次回は3回目、最終的にどこまで作れたか? 学生の皆さんの力作をお楽しみに。

(マスターデザイナー 飯村武志)