Comfort Saloon 京阪電鉄3000系

Category:Train Date:2009

Comfort Saloon 3000 Seriesは、大阪市中之島エリアの再開発事業の目玉である中之島線開業に合わせて京阪電鉄が開発した新型車両である。主に大阪と京都を結ぶ快速急行として運用を開始した。京阪電鉄は、2010年に開業100周年迎え、次の時代に向けた『新しい京阪』のブランドづくりに取り組んでおり、3000系のデビューに合わせ既存車両すべてのカラーデザインのリニューアルをスタートさせた。3000系のデザインは単なる新型車両としてではなく、京阪電鉄の総合的なデザイン戦略と合わせて取り組んだものである。京阪沿線のブランドイメージである「文化・風情」と、新しく変わる京阪の「現代的感覚」とを融合させる「風流の今様」を、車両デザインの基本コンセプトとした。「風流の今様」という考え方を具体的な形に落とし込む造形モチーフとして「花鳥風月」の「月(円弧)」を新たに取り入れ、エクステリアやインテリアにダイナミックに展開。「月(円弧)」が生み出す個性的な表情が、新しい京阪電鉄のアイデンティティを創出する。

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