千葉都市モノレール アーバンフライヤー0形

■業務名称
:懸垂型モノレール車両デザイン
■業務内容
:車両エクステリア・インテリアデザイン
 (新型車両デザイン検討委員会へのデザイン提案〜詳細デザイン)
■クライアント
:千葉都市モノレール株式会社
 三菱重工業株式会社
■業務期間
:2006~2012

千葉都市モノレールは、世界でも珍しい懸垂型のモノレールである。 懸垂型モノレールの魅力は、都市を空中散歩するような独特な移動眺望だ。
URBAN FLYER 0-Typeでは、この魅力を最大限に表

現し、千葉市のシンボルと なるよう、車両の外観・室内・ネーミング・シンボルマークのデザインを総合的に行った。

空を表現した鮮明なブルーの車体に、千葉市の空の物語にちなんだ月星紋をアレンジしたシンボルマークを配した。 ウェッジラインの塗り分けは、新型車

両の先進性と空への上昇感を表現。底面にはシンボルマークと飛行機雲を連想するシロのストライプを配し、路上からの見上げにも配慮。

特徴的な運転室内の床窓とパノラミックな前面窓はこれまでにない眺望を提供する。 車椅子スペースや乗降扉の下部、シート後部の窓も、従来車両に比べてガラスエリアを広く設け、車両のどこでも空中散歩(浮遊感)を楽しめるよう眺望性を高めた。

シートは、柔らかいバックレストで背中をサポートするハイバックシートを全席に採用し快適性を高めるとともに、浮いて見えるカンチレバー構造で軽やかな空間を演出した。