■業務名称
:NEW SHUTTLE 2020系車両デザイン
■業務内容
:車両エクステリア/インテリアデザイン
■クライアント
:三菱重工業株式会社(車両デザイン業務)
 埼玉新都市交通株式会社(ブランドマークデザイン業務)
■業務期間
:2013~2015

埼玉新都市交通伊奈線は、ニューシャトルという路線愛称で、東北・上越新幹線の軌道に併設されたユニークな新交通システムである。
NEW SHUTTLE2020系は開業当初の車両の更新車両として導入された。
2020系のデザインでは並走する新幹線に見劣りしない存在感と風景の進化を目指した。

コーポレートカラー『グリーン』を結晶体のように進化させた六角形をデザインモチーフとしている。
結晶体は『純粋・精緻・未来』を感じさせる造形の象徴である。
車両デザインと合わせて新しいコーポレートマークのデザインを一新したことでより魅力的な路線ブランドへの転換が期待される。

車体断面の六角形は、理想的なシートのバックレスト形状の傾きを基準に車内が最も広くできる合理的形状としてデザインしたものである。

先頭車両には眺望性を高めたシースルーパーティションを設置。乗務員の操作や、計器類の動きを車窓景観の一部として楽しめる。