column 日々、思うこと separate

2024.07.15

コラム

小学生プログラミング教育での気づき

最近、小学生向けのMicro:bitプログラミング教育を見学した。ビジュアルプログラミング言語で、ブロックを組み合わせるだけで多様なタスクを作成できる。小学生たちが積極的にブロックを組む様子は非常に印象的だった。

私自身も数年前からビジュアルプログラミングを学び始め、使用するソフトは異なるが、ロジックは同じだ。すべてのブロックを一つずつ覚える必要はなく、最も重要なのは、まず作りたいものを頭の中で明確に描き、それを達成するためのフローを構築することだ。必要なブロックは、そのフローに基づいて選び出せば良いと思っていた。しかし、子供たちの様子を見ることで新たな気づきを得た。

プログラミングを始める前に必ずしも頭の中に明確なイメージを持つ必要はない。もやもやした段階でもプログラミングは可能であり、実際に彼らは変数やブロックの組み合わせ方を自由に試行錯誤しながら、新しい発見を楽しんでいる。プログラミングはただタスクを効率化するだけでなく、アイデアの展開としても重要な役割があることを再認識した。

私たちのDXDユニットでも、この手法をデザインに取り入れている。興味があればぜひこちらのサイトもご覧ください。https://www.gk-design.co.jp/dxd/index.html

(動態コンテキストデザイン部 DXDユニット ユニットリーダー 江致霖)