■業務名称
:品川シーズンテラス
■業務内容
:サイン計画ほか
■クライアント
:株式会社NTTファシリティーズ、大成建設株式会社、NTT都市開発株式会社
■業務期間
:2014~2015

「品川シーズンテラス」は芝浦水再生センター再構築に伴う上部利用事業として誕生した環境配慮型のオフィス
ビルと3.5haの広大な緑地が生み出す、新しい環境共生プロジェクトである。オフィスビルは環境モデルビルと
して、太陽光・自然風(再生可能エネルギー)や、再生水・下水熱(未利用エネルギー)を積極的に活用し、
国内最高水準の環境性能を実現している。
緑地も含め多種多様な空間構成が品川シーズンテラスの魅力であることから、サイン計画として“環境の中の添景”
であることと、“周辺環境を取り込む”ことをテーマに掲げ、主に外構やアトリウムにおいては建築と一体的に捉え
たシンプルかつ高品質な設えを目指した。

2015年第49回SDA賞 入選

地のフレームに対して図となる面には“自然の映り込み”を意図したガラススクリーンを設え、
表示情報はしっかり読み取れる内照式とした。

広大な緑地とリンクする多彩な表情を持つ商業空間には、空間特性・設え・機能に合わせてサインを展開。

執務空間への動線計画においては環境意識を喚起するべく木とサインのバランスを制御。

緑地においては環境に配慮し接地面をできるだけ小さくするなどの工夫を行った。