光遊戯
2006 上海ビエンナーレ
"Neural Objects"は「いきもの」が持つ柔らかさ、自律しつつ協調する仕組みを基本のコンセプトとし、道具・環境・人間のインタラクションを「遊ぶ」実験的なObjectsである。 「いきもの」のもつ魅力が起点となりテクノロジーを触媒としてもうひとつの「いきもの」が生まれる。 一連の作品のうち「好光玉虫」と「あしあと」を一体化させ、道具と人、そして道具と道具が交感する仕組みの創造を試みた。 その仕組み自体、さらには、その仕組みが設えられた空間全体が遊戯し、そこに人が参加する。 道具と人の新しい関係がここに象徴的に現われる。 「好光玉虫」のたわむれに「あしあと」が光跡をたどって共感する。「光遊戯」と名付けた所以である。​


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