可動式アメニティブース withCUBE

2020

多様な場や利用者のニーズに対応するアメニティブースの開発業務。個室化された水まわりユニットを、いつでも、どこでも、必要な数だけ、家具のように自由に配置することで建築やパブリックでの空間利用の可能性を広げ、建築ストックの活用や利用環境の変化に対応。医療・防災環境への取り組みを含め多様性の時代に新しい空間価値を提供する。


水まわり空間を建築インフラから分離することによって、様々な建築空間や都市環境にプラグインできる高品質なプロダクトパッケージとしてのアメニティ空間を目指した。 排水圧送粉砕ポンプによる排水システム導入により、建築の設備コアから離れた場所でも自由に水まわりを設計・配置できるようになった。 組み立ての効率化やリユースリサイクル性を考慮し、新しいパネルジョイント構造を開発。六角レンチ一本で全てのパネルの組み立て、解体が可能である。便器・洗面など必要な機能を個室単位でモジュール化しており、殆どの部品をプロダクト製品として工場でプレファブリケーション化した。設置工程では、フォークリフトを使い極限まで省力化が可能。シンプルなメジのみで構成されるモダン家具のような内外装はインテリアに置かれることに違和感のないデザインを実現した。


2021年グッドデザイン賞 受賞


領  域:仮説建築

施  主:LIXIL

業務内容:商品開発

写  真:LIXIL


▶︎ 【コラム】多様性社会における公共トイレのかたち (外部リンク)

多様性時代のフェーズフリーのデザイン

▶︎ Projectsページに戻る

サイト内で使用されている全ての画像・文章の著作権は株式会社GK設計に帰属します。

Copyright© GK Sekkei Inc. All rights reserved.

サイトマップ 

Sitemap

プライバシポリシー 

Privacy Policy

利用規約

Terms

このウェブサイトでは Cookie を使用しています。詳細は当社の プライバシーポリシー を参照してください。

拒否

OK