富山市 賑わい空間実証事業
2017
カラーコーンや仮設ベンチなどイベント時に会場を構成する仮設物はコスト面や運用性から既製品が無意識に使用されている場合が多い。
富山市では、セントラムが走る大手モールのイベント時のトランジットモール化を想定した交通空間賑わい創出に向けた仮設の道具群のデザイン検討を行った。
デザイン対象は、軌道や車両の進入防止バリケードや移動空間と滞留空間における休憩や賑やかしとなるベンチやバナー等で、市民参画のワークショップをベースに大手モールのイベント時の品質に耐えうる仮設の道具群のあり方を模索した。また、地元デザイナー島津氏協力のもと1000人の市民による富山をイメージする切り絵を集約した賑やかしバナー 「‰(パーミル)プロジェクト」も行った。
2017年10月14日ー15日に開催された3万人の来場者を迎えた大手モルーフェスにての仮設道具群の実証実験を行った。
領 域:可動ストリートファニチュアー
施 主:富山市
業務内容:デザイン
賑わいを支える仮設道具群