高砂熱学イノベーションセンター MIRAI MUSEUM AERA
2020
MIRAI MUSEUM AERAは、一般的にあまり知られていない「空調」に対する認知度向上と、高砂熱学工業の歴史・先進性の発信を通して企業ブランディングを図る拠点である。 目に見えない「空気」や「空調」を可視化し、その役割と重要性を伝える様々な体験型コンテンツで構成されている。
その中でもGKは、中央に設置されたエア・ソファの家具デザインを担当。エア・ソファには座面の下に温水や冷水を通して温度を直接伝えるパネルタイプと、クッションの中にたまった暖かい空気と冷たい空気を通して温度を伝えるクッションタイプがある。
同一平面形状ながら、形状・素材・質感を対比させることで温度の感じ方の違いを直観的に体験することができる。 本施設は、一般の見学者はもとより、顧客や取引先とのオープンイノベーションの促進を目指す新しい研究開発拠点としての役割も期待されている。
領域:展示デザイン
施主:高砂熱学工業株式会社、株式会社トータルメディア開発研究所
業務内容:家具デザイン・設計(GKテック+GK設計)
家具製作・施工:MINERVA
写真撮影:○○
「空気」や「空調」の可視化