こころホスピタル草津 サイン計画
草津病院リブランディングプロジェクト
草津病院は新棟建設を機に、精神科に対する心理的なハードルを下げ、地域に開かれた病院へと生まれ変わることを目指しました。職員とのワークショップを重ねる中で、病院が大切にしてきた価値観を掘り下げ、「患者の半歩後ろに寄り添う」という姿勢が象徴として浮かび上がりました。この関係性のイメージは、2つの異なる形のハートが重なるロゴとして結実し、「いつも、あなたのそばに」というブランドメッセージとともに、VI(ビジュアル・アイデンティティ)として体系化されています。
色やフォント、グラフィック要素は視覚的な一貫性のもとサイン計画へと展開しています。診察室の扉やガラス面に配されたサブグラフィックは、単なる装飾ではなく「安心の気配」として機能し、病院全体に柔らかな空気感をもたらしています。
ロゴからサイン、空間へと思想が連続することで、訪れる人が無意識のうちに「ここには優しさがある」と感じられる体験が生まれます。医療の場に流れるまなざしや配慮をデザインの力で可視化し、精神科医療の未来に信頼を編み込む試みとなっています。
プロデュース:ザフィジックファーム株式会社
VI計画:株式会社GKグラフィックス
建築設計:株式会社内藤建築事務所 広島事務所














