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芳賀・宇都宮LRT トータルデザイン

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芳賀・宇都宮LRTは、車社会からの脱却を目指し、環境やバリアフリーにも配慮した、未来のスーパースマートシティ実現化の基軸として位置付けられる。 全路線が新設となるLRT(ライト・レール・トランジット)は国内初で、このLRT事業において、VIから車両、停留場等のトータルデザインを、GKインダストリアルデザイン・GKグラフィックスの協力のもと、GK設計が担当。
トータルデザインコンセプトは「雷都を未来へ」。 芳賀・宇都宮の豊かな風土を生み出している稲妻や稲穂、そしてこの地域の異名「雷都」というキーワードのもと、コンセプト策定から参画。 またGKは、地元市町民のLRTによる “まちの未来を考える意識づくり” にも注力。 地域住民がLRTの存在を知り、それをまちの誇りと感じてもらえるような市民参加企画の立案に取り組んだ。 目に見えるデザインだけではない、地域のアイデンティティ、意識づくりと誇りを育む要素もトータルデザインの一環として、今後ますます重要になると考える。
 
GK設計webサイト
GKインダストリアルデザインwebサイト
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交通管制室リニューアルデザイン

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交通管制室の新たなワークシステムデザイン。 交通管制室は24時間365日高速道路が滞ることのないよう、システム全体を統括している。「Natural living」 というコンセプトのもと、管制員の円滑なコミュニケーションのため、業務に即した管制卓や光/音をコントロールしたこれまでにない管制室をデザイン。 また、管制室と道路の現場、リアルタイムデータなどをスマートにつなげる大画面パネルや情報処理操作端末の UI/UX もデザインし、交通管制の環境をトータルに創造した。

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Lumada Innovation Hub Tokyo VI・空間計画

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Lumada Innovation Hub Tokyoは、多様な人財や拠点をつなぎ、DX (デジタルトランスフォーメーション) によるイノベーション創出を行うために設立された、日立製作所の協創拠点。 創造的なアクティビティが施設の随所で誘起される様子を、都市文化の創発と発展を描いた 「洛中洛外図」 になぞらえ、そこに描かれた様々な文脈をつなぐ大和絵の手法 「すやり霞」 をモチーフとして、サインを中心とした空間とVIを計画した。
同施設における照明と色彩による空間構成、ディスプレイのGUI、ユニフォームに至るまで一貫してデザインとアートディレクションに携わった。 多様な表現による 「すやり霞」 を施設全体に展開し、顧客と日立の協創をひとつの世界観でやわらかくつなぐ空間を演出した。 (Gra)

→GKグラフィックス webサイト

東京BRT トータルデザイン

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都心と臨海地域を結び、交通需要の増加への対応や、 地域や経済の活性化を支えるものとして計画されている東京BRTのトータルデザイン。 2022年の本格運行を見据えて計画が進められており、2020年10月1日よりプレ運行が開始された。 トータルデザインでは、GK設計を中心とし、 GKインダストリアルデザインとGKグラフィックスが、バスの車両やバス停、 シンボルマークをはじめとした広報媒体のデザインなどを行っている。

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名阪特急 80000系 「ひのとり」

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エクステリア造形は名阪特急にふさわしい風格とスピード感を醸し出し、車体色はメタリック3層塗装で気品のある深い赤を実現。インテリアは、横3列、本革シート、ハイデッカーのプレミアム客室を先頭車に配置し、リクライニングに起因するストレスを解消するバックシェル付きシートを全車両全席に採用した。上質な移動体験と車両を表現するネーミングとロゴマークを採用。(ID)
 
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ヤマハウェーブランナー 「MJ-SuperJet」

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水上バイクの黎明期から長年にわたり根強い人気のある、一人乗りスタンドアップモデル 「SuperJet」 の30年ぶりのフルモデルチェンジ。
Elemental × Fine Muscleをコンセプトに、レースシーンや荒波を克服する「Fighter」、リーンインターンを自在に操る 「Rapid speed」、 活動力を強調する 「Lightweight」 をユーザーに提供するスタイリングを目指した。

クルーズフェリー 「SEA PASEO」

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瀬戸内海汽船の社内プロジェクトチームとともに、海上交通としての新しいフェリーのあり方を求めて共創ワークショップを行い、瀬戸内海生活圏の移動を支える交通手段という性格と、瀬戸内海観光に新たな楽しみを提供する体験装置という性格を併せ持つ、 “みんなに開かれた移動する海上公園” を目指した。
そんな思いを体現する 「Park on the SETONAIKAI (瀬戸内海の移動を楽しむ、みんなの公園)」 をコンセプトとして、風光明媚な瀬戸内海国立公園を眺めながら船自体が公園のように憩えるという、フェリーならではの体感デザインを様々なしかけとして空間に取り込んだ。(DSH)
 
→GKデザイン総研広島webサイト

新世代ビジネスクラスシート
コンセプトデザイン提案

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Aircraft Interiors EXPO (AIX) 2018 in Hamburg向け展示用モックアップ
 
航空機における次世代のスタンダードビジネスクラスシートを目指し、Spread Your WingsをコンセプトとしたAIX展示用のモックアップシートを共同制作。 独自のシート配列が生み出す座席横の三角形の拡張エリアと、三段構成の可動式センターディバイダーの組み合わせにより、ユーザーの姿勢変化に対応できる自由度の高い空間を創出した。 また、容易に座席アレンジが可能な構成のため、多様なユーザーニーズに対応した座席空間の提供が可能となり、航空会社にとっても選択優位性の高いモデルとなっている。
 
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船外機 「F425A」

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北米市場のオフショアボートに対応した新型V8船外機。 カウリングを多分割タイプとし、全身の一体感を生む流麗なサーフェスと、力強い陰影を生む特徴的な造形により、ヤマハブランドが培ってきた絶対的な信頼性と安心感を魅せることを目指した。 また本外装構造はカラーカスタマイズやメンテナンス性、艤装の容易性も向上させた。 これらに加え、ユーザーの外装色に対する要望の多様化に応えるため、ボートと一体感のあるホワイトをカラーラインナップに追加した。 (京都)
 
→GK京都webサイト

丸ノ内ホテル サイン計画

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1924年に創業した都内有数の老舗ホテルである、丸ノ内ホテルのサインリニューアルを行なった。 サイン計画を見直すにあたり、経営者やスタッフと共に歴史的資産を再構築し、 「季節の変化を共有する 『日本の迎賓』 」 というコンセプトを策定した。 四季の変化を取り入れて来訪者をもてなす日本古来の文化に倣い、スタッフ自らがサインに組み込まれたアートを季節ごとに差し替えてお客さまを迎える。 そのことにより、常にスタッフの気持ちがあらためられ、館内の設えが更新され続ける仕組みづくりを試みた。
 
→GKグラフィックスwebサイト