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男性用化粧品 「MIREPA」

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近年、韓国における男性用化粧品の市場が急速に活性化しつつある。この計画はPacific Corporationの代表的な男性用化粧品ブランド「MIREPA」(未来派)の主要商品のリニューアルデザイン。
 認知度の高い従来商品の青いボトル色をブランドの既得価値として生かしながら、「未来派」というブランド名称にふさわしいイメージづくりを行った。現代の韓国男性のシンプルで都会的な生活様式を反映しながら、未来という時間の概念を表現するためのエレメントを開発した。「MIREPA」はこのデザインによって、幅広いユーザーを獲得し、ブランドの若返りに成功した。(Gra)
 
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インテリジェント・バスストップ

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ドイツ、ベルリン市における新標準型バスストップのデザイン。本施設に設置された広告収入にもとづくPFI方式 (Private Finance Initiative) により運営されている。 美しいストリート・ファニチュアとしての存在感は、都市景観の質を高める。

鎮痛剤 「バファリンA」

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沈痛解熱材としての知名度の高い「バファリン」ブランド。そのパッケージグラフィックは、30年以上にわたり変更が加えられていなかったが、錠剤の改良に伴い、デザインの見直しが図られた。
 それまでに培った信頼感・安心感イメージの維持継承を重視しながら、健全に時代対応していこうとした。永年使用してきたブランドの視覚資産を慎重に検討した上で、和文のロゴタイプとレイアウトをすっきりしたデザインに変更、色調も調整。表情に現代性が付与されながら、全く違和感のない新デザインへの移行が実現した。(Gra)
 
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子供家具「Formio」

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「子供には長く使える本物を与えたい」という親の願い。子供の成長とともに変化する家具のアイデア。日本の子供のための商品づくりに興味を抱いたデンマークのメーカー。様々な思いを乗せたフォルミオはニッチな市場開拓から始まり新分野の子供商品として広く認知される迄に成長した。「意を同じくする人々との出会いと共感」がデザイン開発のキーワードであった。(ID)
 
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秋田新幹線 E3系 「こまち」

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長距離を快適に結ぶ。
都心と雪国・秋田を結ぶ新幹線のデザイン。日本的な「こまち」のロゴと白い車体に赤いラインをあしらった秋田新幹線。従来線に代わって新規に導入される車両デザインに路線の特色を表現した。
(出典:GK Design 50years 1952-2002 デザイン世界探求)
 
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ユニビークル自主研究プロジェクト

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そもそも下肢に障害を持つ人のための新しいスポーツ遊具を目指して開発がスタートした、「低床型移動具」のプロトタイプ提案。数々の試作と試乗会の積み重ねの成果から、現在は下肢に障害を持つ人だけでなく、身体能力や年齢に関係なく、老若男女多くの人が楽しめるユニバーサルな乗り物を目指しての開発を進めている。
 試乗会等を通じて利用者の意見を参考に修正を積み重ねるユーザー参加型の開発方法をとり、そのプロセスを公開している。“univehicle.net(ユニビークル・ドット・ネット)”という、ネットワークを展開し、利用者と設計者と製作者が一体となったコミュニティとして新しいものづくりを模索している。
 
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自転車 「ミニックスキッパー」

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身のすぐ近くにあってカジュアルに乗り回せるのりもの。構えのいらない「いつでもどこへも手軽に」がテーマだ。
(出典:GK Design 50years 1952-2002 デザイン世界探求)

防災ピクトグラムシステム研究

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阪神・淡路大震災をきっかけにスタートさせたGK京都自主研究プロジェクト、防災のためのデザイン研究成果。1999年スイスジュネーブで開催されたIDNDR(国連防災の10年)で日本から防災ピクトグラムの提案を行った。
 その後津波は、2004年「津波防災ピクトグラムシステム」をまとめ、広く国内外に提案。津波注意ピクトグラムのデザインは、ISO図記号の原型となった。(京都)
 
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郵政省ポスト開発

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郵政省(現日本郵便株式会社)の次世代型郵便ポストのシステムデザインである。多岐に渡るポストのアイテムを、デザインのシステム化を図ることで、大きさのバリエーションと機能の集約を図った。郵政の長い歴史の中での初めての試みであり、現在も、街路のストリート・ファニチュアとして、スタンダードデザインとなっている。全体の形状と色彩は、郵便ポストのアイデンティティを踏襲しながら、新しさを感じる印象となるよう、曲面と平面が組み合わされた造形とした。バリアフリー性能の向上を目指し、子供・車椅子利用者から健常者まで、投函しやすい投入口の高さとした。(設計)
 
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ふれあい広場整備多目的ドーム 「クローバードーム」

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現代のかまくら“クローバードーム”。
 広島県大朝町は県北の自然豊かで雪深い地域にあり、この施設が多くの人びとの集いのためにあることから、周囲の環境と共生する「現代のかまくら」をイメージして設計した。このドームが季節の風景のなかに朝の光に照らされ夕の内照に浮かぶとき、地域のシンボルとなる。
(出典:GK Design 50years 1952-2002 デザイン世界探求)