道具論研究 : カメノコ住居
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寝室、個室、厨房、浴室など機能空間をユニット化し、連結して居住空間を形成する増殖可能な住居。
(出典:GK Design 50years 1952-2002 デザイン世界探求)
道具論研究 : 村住居
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住居の構成要素を標準化し、加えたり置き換えて増改築に対応できるシステム。戸建住宅から集合住宅まで展開できる。
(出典:GK Design 50years 1952-2002 デザイン世界探求)
道具論研究 : 住居計画のための公共広場
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共同社会を形成する核となる広場には、老若男女を問わず人びとのさまざまな生活の共存を可能にするデザインが必要だ。
(出典:GK Design 50years 1952-2002 デザイン世界探求)
道具論研究 : 住居都市
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1960年初頭、GK建築の原点である「道具論研究」を基礎に、道具を空間化し住居を軸とした人間中心の都市を生み出す〈住居都市〉が提案された。
これは構成単位である住居をシェル構造に構成し、その内部は公共空間を形成するものであった。エネルギーの供給や、給排水など固定されたインフラから開放された未来の道具群は自在なネットワークを持った生活環境を可能にする。自律可能な現在の技術をもって、〈住居都市〉を再構成することで、日本人にとって豊かな暮らしとは何かを問うとともに、超高齢化や自然災害、エネルギー問題など、現代社会の矛盾に柔軟に適応できる軽やかな住居のあり方を考えたい。
ホクシーピッカー
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調味料 「旭味」
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自転車 「ピアス・アロー・スポーツ」
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1960年代へと時代が移ると自転車も、運搬の使役の具から乗用の具へと解放され、いかにも軽快なデザインが明るい生活の到来を告げた。
(出典:GK Design 50years 1952-2002 デザイン世界探求)
海苔缶
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それまでは海苔を裁断せず、束ねただけ、または角缶入りであったのを裁断して丸缶入りに転換。丸缶は角缶より量産しやすく密閉性もよいので、販売側・消費者側の双方にとって扱いやすい。一目で識別できて大量陳列効果を発揮するデザインが、山本山の販売コーナーの全国展開に一役果たした。
(出典:GK Design 50years 1952-2002 デザイン世界探求)
しょうゆ卓上びん
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1961年の誕生以来、今日まで変わらぬデザインが世界中の食卓で親しまれている。工場から出荷された容器をそのまま食卓で使える。切れの良い赤い注ぎ口は黄色のロゴとともに醤油の色と見事に調和し、食卓の風景を変えた。
→GKグラフィックス webサイト
スクーター 「SC-1」
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日本においてスクーターは、戦後間もない頃、航空機のタイヤなど残っていた軍需部品を利用して製造された。それが「もはや戦後ではない」といわれるまでに復興した1950年代後半にはデザイン開発の対象となり、都会的でお洒落な乗り物へと変わった。
(出典:GK Design 50years 1952—2002 デザイン世界探求)