神楽門前湯治村
神楽の舞いと山間のもてなしを楽しむ
神楽門前湯治村のデザイン
美土里町と地元13の神楽団が協働して進めた本プロジェクトは、中山間地域に古くから受け継がれてきた民俗文化を“生きた資源”として位置づけ、神楽団の紋のデザイン刷新や狐のシンボルマーク制作、さらには神楽の丘公園(現:神楽門前湯治村)全体のビジョンづくりを関係者が一体となって行うところから始まりました。その中心となる神楽門前湯治村は、豊作祈願の神おろしとして起源をもつ神楽文化を広く発信する拠点として計画され、東側には神楽殿と神楽ドーム(観客席)を配し、西側には地元食材を活かした飲食・物販、宿泊や温泉といった滞在機能を備えています。とくに神楽殿と観客席は、陰陽五行説における東の象徴色である青と神聖を表す白の幕で設えられ、天を象徴する天蓋や狐の紋、屋根の千木・鰹木などの意匠によって、神降ろしの舞が行われる場にふさわしい象徴性を持たせています。現在では、13神楽団の定期公演や競演大会を通して多くのファンが訪れる場へと成長し、聖と俗が一体となった民俗文化の魅力を体験できる中山間地域の拠点として大きな役割を果たしています。
CATEGORIES
TIMELINE
1992-1995
CLIENT
広島県高田郡美土里町(現:安芸高田市)
AWARD
平成14年活力あるまちづくり総務大臣表彰(産業経済部門)
平成17年地域伝統芸能大賞
広島県中山間地域観光振興計画モデル事業認定






