都市環境・建築デザイン領域   >  プロジェクト  >  都市・地域拠点と協創のデザイン  |  HIROBO LIVE FACTORY

 広島県府中市本山町530-214


■プロジェクト期間

2004〜2006


■事業主

ヒロボー株式会社


■プロジェクト推進体制

ヒロボー株式会社

府中市商工会議所

府中市

清水建設株式会社

株式会社GKデザイン総研広島


発注者

ヒロボー株式会社


■受賞

2007年度 (財)中国緑化センター会長賞

2008年度 中国経済産業局長緑化優良工場賞

第6回 ひろしま建築文化賞 優秀賞


■GK-DSH業務範囲

全体計画

建築の基本設計及び工事監理(意匠)

展示・サインの計画・設計

産業観光の拠点となる新社屋のデザイン

 広島県府中市本山町530-214


■プロジェクト期間

2004〜2006


■事業主

ヒロボー株式会社


■プロジェクト推進体制

ヒロボー株式会社

府中市商工会議所

府中市

清水建設株式会社

株式会社GKデザイン総研広島




■発注者

ヒロボー株式会社


■受賞

2007年度 (財)中国緑化センター会長賞

2008年度 中国経済産業局長緑化優良工場賞

第6回 ひろしま建築文化賞 優秀賞


■GK-DSH業務範囲

全体計画

建築の基本設計及び工事監理(意匠)

展示・サインの計画・設計

街に開かれた模型工房/HIROBO LIVE FACTORY

府中市の主要企業の一つであるヒロボーは、ものづくりのまち府中が取り組む「産業観光」の拠点と自社ブランドを高めるための拠点として、新工場の「ヒロボーライブファクトリー」を2006年5月8日にオープンしました。

 ヒロボーの主力商品はラジオコントロールヘリコプターとヤマハとの共同開発による農薬散布用の産業用ヘリコプターで、そのシェアは世界NO.1です。そして現在では、ラジオコントロールヘリコプターに自律制御システムのコンピューターを搭載したロボットヘリの開発を進めておられます。

 府中市街を眼下に望む高台に建つこのヒロボーライブファクトリーは、ラジコンヘリを生産する研究・工場棟と飲食を楽しむことができるギャラリー&レストラン、子どもたちが模型飛行機を飛ばして遊ぶことができる青空広場及びヘリポートからなっています。そして、ビジネスや産業観光のツアーで訪れた人は、ものづくりの現場である組立工場を見学するとともに、模型飛行機やラジコンヘリを展示したギャラリーなどを見ることができます。

 このようにものづくりの拠点を街に開くことで、交流人口が減少しつつあった府中市は、周辺地域からはもとより、遠方からも人が訪れる産業観光の街となっています。

1. 企業のフラッグシップによる街の拠点づくり

2.産業観光と製作の場が一体となるLIVE POINT


この施設は、ヒロボーが空につながる夢を形にしていることと、府中市の高台に建つという特性から「空と光と街とモノ」が一体的につながるガラスの廊下(Sequence  Structure)を軸にデザインされています。そしてその基軸となる空間には、ヒロボーライブファクトリーを象徴するスカイボーイギャラリー(模型飛行機やラジコンヘリの展示空間)があります。

 また、広く一般に開かれた工場を目指してつくられたこの施設には、来訪者と社員が自然に交流するための、工場見学の場やギャラリー、コラボレーションホールや青空広場、ヘリポートなどのLive Pointがいたるところに設けられています。工場棟にあるコラボレーションホールでは、定期的に「ものづくりイベント」が開催されており、産業観光ツアーで訪れた人はライトプレーンなどをつくるワークショップを体験することができます。このようにヒロボーライブファクトリーは、来訪者が「経験的価値」の高い体験を楽しむことができる施設となっています。

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