がまんする 「つかいびと」 から、
笑顔あふれる 「つくりびと」 になる。
GKモノ/コトLab.は、GKダイナミックスというデザインの会社で働く有志メンバーが開催する、誰もが参加できる開かれた器(うつわ)のようなオンライン・プラットフォームです。
うつわの中で自然発生するさまざまなプロジェクトは、参加者一人ひとりに舵を委ね、失敗と廻り道を楽しみ、参加者の持ちうる知恵や技術、設備や資金を譲り合いながら進めていく次世代のものづくりの姿です。
当り前のように分けられてきた「つくる」側と、「つかう」側の関係が溶け合う、本心から喜べる新たなものづくりの仕組みに挑戦しています。
参加メンバーである、脳性麻痺で車いすを利用している息子さんのお母さんが立ち上げたプロジェクト。
現在高校一年生の息子さんの将来の夢は、「 普通に就職して、普通にお給料を頂けるように働くこと!」
そのために雨でも出掛けられるようになりたい。電車に乗った時に、周りの人に迷惑にならないように、簡単なアクションで水を飛ばしたり仕舞える「 車いすのための雨具 」を作りたい。
息子さんの夢とお母さんの情熱が他の参加者を巻き込み、動かし、いろいろな方向に楽しく転がり始めています。
からだの障がいと向き合い、自身の限界に挑むパラリンピックスポーツ。車いすテニスで活躍する眞田卓(さなだ たかし)選手は、「 あっと驚くカッコイイ義足でコートに入場して、最高の気分で試合に望みたい!」、「パラスポーツの魅力を広く伝えて空席だらけの試合会場をファンで埋めたい!」という強い想いに溢れていました。
その想いに寄り添って生まれたプロダクトが、オートバイのカウルのような義足骨格のカバー。機械だけど艶かしく、サイボーグのように強くなった気分になったり、衣服で隠さずに外に魅せたくなる喜び。樹脂カバーひとつで自身の気持ちをイキイキさせるデザインのチカラを、もっと多くの人へ届けたい。
現在はさまざまな切断箇所や身体形状、嗜好の個性に対してジェネレーティブに開発できる、新たな義足カバーに挑戦しています。
モノやサービスが過剰に溢れている世界の一方で、数も種類も品質も不足しているような、まるで状況が異なる世界も存在します。
合うものがない、欲しいものがない。そのような状況で、がまんや妥協を強いられる選びかた・使いかたに、悩みや不満を抱える人々が数多くいます。
後ろ向きな気持ちで使う立場から、前向きな気持ちで作る立場へ。ものづくりの新たな仕組みの創造から、偏った世界を少しでも無くしたいと私たちは考えています。
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