マイケル・アルホフ博士 講演会
マイケル・アルホフ博士は、GKデザイングループが翻訳を担当した『Design Dictionary(現代デザイン事典)』(鹿島出版会/2012年12月5日出版)の共編者のひとりです。
そこでは、デザインの歴史、思想、方法から、拡がりゆくデザイン分野の各論に至るまで、デザインというキーワードをめぐって、従来の枠組みを越えた多様なトピックについて、200名近い人びとが縦横無尽に論じています。デザインというテーマが、生活や社会から地球環境にいたるまで、あらゆる場面において重要性を増しつつある現代の状況を反映し、たいへん興味深い本となっています。
今回の講演では、『現代デザイン事典』にも触れながら、これからのデザインのあるべき姿について、論じていただきました。また、ご夫人であるウタ・ブランデス博士も同席し、示唆深い意見を聞くことが出来ました。
マイケル・アルホフ博士(Dr. Michael Erlhoff)
ドイツ文学と社会学の分野で博士号(Ph.D.) を取得。ドイツデザイン協議会理事長を歴任。レイモンド・ローウィ財団を設立し、その理事長。ケルン国際デザイン大学院の創立に参加、同大学院研究科長を歴任。香港、台北、東京の大学で講義、セミナーを主催。デザイン、芸術、文化をテーマとする著書多数。現在、ケルン国際デザイン大学院教授。デザインコンサルタント 。