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大阪万博 : モノレール

財団法人日本万国博覧会協会

1970年代は、70年に大阪で開催された世界万国博覧会で幕を開けた。この機に東海道新幹線が全線開通するなど、万博は大変化の契機となった。デザインにおいても、会場に設営するさまざまな物が対象となり、領域の拡大確立をもたらした。
 ストリートファニチュア(屋外に設置・配備するベンチほか道具的な物)やサイン(誘導のための表示類)はそれまで雑件扱いされ、デザインもないがしろにされがちであった。これを打破すべく大阪万博ではデザイン対象として正式に取り上げられた。
 計画推進には他に多くの事物や部署が関わるところとなり、デザインのプロセスや方法の確立を要した。かくして、大阪万博は新たなデザイン領域を認知することで拡大確立する大きな機会となった。
(出典:GK Design 50years 1952-2002 デザイン世界探求)
 
→GK設計 webサイト

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