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宮渕新橋上金井線改良事業(長野県)

松本市・財団法人都市づくりパブリックデザインセンター

松本城周辺街路の改良事業は、幅員約8mで歩道のない一方通行の通りを、幅員16mの対面通行とすることで、車両通行に余裕を持たせ、市内の交通渋滞の緩和を図ることを目的とした松本城周辺のまちづくりの中核となる事業である。
 観光の回遊ルートとして、歩行者が快適に移動できる空間づくりが求められた。城の意匠を安易に模倣せず、現代の都市施設として求められる道路機能を周辺景観に融和させることをデザイン方針とした。具体的には、照明等道路設備を低く抑え、市民の日常風景となっている松本城への眺望、松本城からの眺望を活かすとともに、魅力的な夜間景観の創出を図った。また、松本神社建立以来の既存樹の存置、史跡との関係に配慮した橋台の設計とした。(設計)
 
→GK設計 webサイト

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1993 全国街路事業コンクール建設大臣賞

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