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長屋明浩氏 講演会
「発するデザイン・デザイン経営」

GKデザイングループは、GK創設の初期から現在にいたるまで、ヤマハ発動機のモーターサイクル第一号機となる<YA-1>をはじめ、数多くのモーターサイクルやレジャービークルなどを手がけ、ともに日本の産業デザイン界を開拓してきました。今回のPルームセミナーは、そのヤマハ発動機のデザイン本部を率いる長屋明浩氏をお迎えしました。
講演は「発するデザイン・デザイン経営」と題され、ヤマハ発動機デザイン本部の活動から、今後のデザイン本部を中心としたヤマハデザインの将来についてお話をいただき、あわせてダイナミックスをはじめとするGKデザイングループとの将来の共創についても触れた内容でありました。会場の熱気は講演終了後の懇親会まで引き続き、GKメンバーとの意見交換が盛んに行われました。
社会が急速に変化する中にあって、デザインや組織のあり方の見直しを積極的に推し進めていく姿に、我々は大いに共感するとともに、ヤマハ発動機のデザインを含んだ将来像を感じる貴重な機会となり、大変有意義な講演会となりました。

長屋 明浩(ながや あきひろ)
ヤマハ発動機株式会社 執行役員 デザイン本部 本部長
1983年トヨタ自動車入社。レクサス及びトヨタ基幹モデルの外形デザインを手がけ、米国勤務やグローバルレクサスブランドの企画責任者、トヨタデザイン部長、テクノアートリサーチ代表取締役社長などを歴任。
2014年よりヤマハ発動機デザイン本部長に就任し、改革に取り組む。
2015年より執行役員。