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中谷日出氏 講演会
「デジタル化社会とデザインの役割」

今回のPルームセミナーは、NHK解説委員の中谷日出氏をお迎えし「デジタル化社会とデザインの役割」をテーマにご講演をいただきました。
中谷さんは「文化・芸術・IT」を専門領域に解説をされています。今回は、ご自身の研究や豊富な取材から、ビッグデータやAI、VR、MRといった技術を活用したものづくりやサービスの先端的な事例を多数ご紹介いただきました。また、それらの事例を通じてデザインの制作面や役割の面でどのような変化が起こっているかも紹介されました。後半は、それらの知見をもとに、今後のGKがメタバース--仮想空間の中でネットワークし業務を展開すること、そしてそこで起こるさまざまな展開の可能性をご提案いただきました。

中谷日出 (なかや ひで)
映像アートディレクター/NHK解説委員(芸術・文化・IT担当)
神奈川県生まれ
東京芸術大学大学院 美術研究科修了
広告映像アートディレクターとして活動後、平成3年NHKへ第1期キャリア採用で入局後、1994年~MIT(マサチューセッツ工科大学)派遣研究員、その後、NHKスペシャル「人体・脳と心」のアートディレクション、NHKロゴマークデザイン、長野オリンピック国際発信公式映像 映像監督、ドラマ「DREAM TV 201X」監督などに携わる。
1999年6月NHK解説委員(芸術文化、デジタル関連担当)に就任。
2000年3月~デジスタナビゲーターを務め現在にいたる。
Gマーク審査委員/アジアデジタルアート大賞審査委員/北九州デジタルクリエーターコンテスト審査委員長/神戸ビエンナーレ審査 委員などにも取り組む。
また、アートとテクノロジーの融合を目的としたWEB TV「木曜新美術館」館長も務める。