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GK-0Gはスケーラブルに発展可能な浮遊体のミニマムサイズのプロトタイプです。構造の基本要素となる正四面体の骨組みが5つ、みかんの房のように並んでいます。それを大きく包むみかんの皮にあたる外皮は、内部環境と外部の自然との界面(インタフェース)をかたちづくります。浮力を担う部分は房に内包されたテトラバルーンです。気体を通さないフィルムでできたバルーン内には当面の唯一の選択肢であるヘリウムガスを封入しています。
このモデルでは空中に浮遊して移動可能であることを最小限に検証するためのものですが、このテトラバルーンを立体的に組み合わせることで、多様に浮力を得ることが可能と考えています。

自主企画・開発

Photo: Akira Kuwayama

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