Japanese / English
会場内の木々にとまる小鳥の群れは、その鳴声によって展示空間全体の拡がりを観客に感じてもらう役割を担う。それぞれの鳥は、目や耳から得られる状況を判断し、鳴声を発する能力を持っている。蓮池の背景で昇り沈む月の運行が形成するリズムに合わせて活性度が動的に変化し、仲間の鳴声に気付いて鳴き返す(呼び鳴き)仕組みで、小鳥同士の自然なコミュニケーションを再現した。

意匠協力:GKインダストリアルデザイン