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▶︎  news 2020.4 - 2021.3

2021.4.15

熊本赤十字病院・GK 設計・川上産業の3者で 高機能簡易パーティションシステムを開発

新型コロナウィルス感染症対策・災害時の避難所・医療現場に対応 

QS-P は折畳み可能で軽量な樹脂製パネルモジュールを連結して空間を仕切ることができる自立型簡易パーティションシステムです。


2011年の東日本大震災で使用された緊急災害用快適仮設空間「QS72®」のシリーズとして、熊本赤十字病院、株式会社 GK 設計、川上産業株式会社が共同で開発をおこないました。  


新型コロナウイルスの感染対策やプライバシー確保の目的で、公共空間や医療現場、避難所などで仮設型のパーティションが必要とされており、QS-P は同時に多数の設置対応できるようデザインされています。 


中空剛性樹脂パネルの壁モジュールは軽量で強度があり繰返しの使用に耐えます。シンプルなテンション構造のため容易に展開が可能です。収納時はフラットに折り畳むことでスペースの確保が可能で効率の良い保管がおこなえます。また耐水性やアルコールなどに耐薬品性があるため衛生的な環境を保つことに有効です。  


災害時に即応できる備えは日常的に使用していることが重要と言えます。たとえば平時はオフィスの会議スペースなどに活用し、災害発生時は避難所や応急診療室などに組み替えることで迅速な支援体制につながります。





パネル壁モジュール

2020 年大型台風 10 号に対応するため医療従事者の待機施設として使用

効率に良い保管と容易な展開が可能

小児待合の飛沫感染対策として設置

日常使いから機能転用を非常時まで軽快な仮設性で自在に展開

日常での使用例

軽量で強度のある中空剛性樹脂パネルで一体的に作られた屏風状のパーティションパネルは単独で自立し、テンポラリーな打ち合わせスペースを作るなど常設使用にも十分耐える品質です。 普段から使用することで、非常時に素早く対応することができます。構成するパーツは個々にまたは連結することで様々な形にすることが可能です。幅広い機能転用の可能性がこのパーティションシステムの特徴です。 

新型コロナウイルス予防接種での展開例 (イメージ)

新型コロナウイルスのワクチン接種は 2021 年 4 月以降に高齢者から接種が開始されますが、全国で同時に大規模な会場設営が予想されます。 QS-P は軽量でコンパクトになるため設営や撤収において大幅な労力の削減が可能。またアルコールで拭くことができるので清潔な状態を保てます。 

医療機関での展開例

医療機関は非常事態においても活動を続けます。迅速に空間用途を拡張出来ることは大きなメリットとなります。 写真は非常事態に対応するため、医療従事者の院内待機時の仮眠スペースの事例です。


・診察室

・処置室 

・病室 

・待合室・通路や仕切 

・相談室

・倉庫 


などの増設等 さまざまな用途がアイディア次第で広がります。



避難所での展開例 (イメージ)

災害時、避難所の設営ではいかに早く展開出来るかが重要な要件となります。しかし、長引く避難生活に対してはプライバシーの確保や空間の快適さ、清潔な環境の維持などが大切です。 QS-P によって、より安堵感のある環境を提供できることを期待します。

写真提供:熊本赤十字病院

図  版:GK設計


QS-P に関するお問い合わせ

担 当:淺田英紀

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▶︎ 熊本赤十字病院特設(外部リンク ) 

▶︎ 川上産業株式会社(販売窓口:外部リンク )

▶︎ 関連プロジェクト QS72紹介ページ


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