今夏就航予定の広島・呉・松山を結ぶ瀬戸内海汽船の新造フェリーを、GKデザイン総研広島が担当しました。
瀬戸内海汽船の社内プロジェクトチームとともに、海上交通としての新しいフェリーのあり方を求めて共創ワークショップを行い、瀬戸内海生活圏の移動を支える交通手段という性格と、瀬戸内海観光に新たな楽しみを提供する体験装置という性格を併せ持つ、"みんなに開かれた移動する海上公園"を目指しました。
そんな思いを体現する「Park on the SETONAIKAI(瀬戸内海の移動を楽しむ、みんなの公園)」をコンセプトとして、風光明媚な瀬戸内海国立公園を眺めながら船自体が公園のように憩えるという、フェリーならではの体感デザインを様々なしかけとして空間に取り込んでいます。
4月の進水式以降、船内艤装が着々と進められ、夏にはその全貌が明らかになる予定です。引き続き、ご期待ください。
■GK-DSHのデザイン担当領域
・共創ワークショップへの参画
・デザインコンセプト立案
・外観デザイン、内観デザイン
・シンボルマークデザイン
・船名&船内ネーミング