サンクトペテルブルク工科大学と合意書（AOC）を締結しました。
ロシアのサンクトペテルブルク工科大学とGKデザイングループはデザインの交流に関しての合意書（AGREEMENT ON COOPERATION）を平成28年5月25日にサンクトペテルブルグ市内の現地大学で締結しました。
GKデザイングループは、故栄久庵憲司会長が1960年代に、旧ソビエト連邦時代からICSID（国際インダストリアルデザイン協議会）の活動をきっかけに、ロシアのデザイン界との交流を始め、それ以来半世紀を超えてその交流が続いております。具体的には、1985年にICSIDが主催したロシア国内での、「インターセミナー・エレバン」にGKメンバーが参加し、それがきっかけで、1991年に東京で「デザイン・ペレストロイカ展」の開催に協力等々、積極的に交流を深めてきました。
近年になって、2002年から始まった、サンクトペテルブルク工科大学が隔年に主催している「エコデザイン国際会議」にも、初回からGKメンバー数名が毎回参加しており、そのような背景と長年にわたる実績を踏まえて、大学側からデザインを通じての相互の交流を深めたいという要請があり、それを受けて合意書を交わしました。今後は大学とGKデザイングループが相互にインターンシップ、セミナーの開催等々を実施していくことで、ロシアと日本のデザインの交流の輪がさらに拡がっていくことが期待されます。
（写真提供：サンクトペテルブルク工科大学）