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1952–1969 GKの誕生と創世記 1952–1969 GKの誕生と創世記 戦後の荒廃の中で生活の復元を求めた50年代。インダストリアルデザインを志す東京藝術大学の学生グループが、担当教官・小池岩太郎助教授の名を冠するGroup of Koike=GKを称し、活動を始めました。復興が進み、高度成長期に向かう60年代。所得倍増と輸出振興を重視する国策のもと、デザインは日増しにその歩幅を拡げ、新商品開発、新事業開発、都市・地域開発等が盛んな時代に突入します。
 



1970–1979 若き事業開発期 1970–1979 若き事業開発期 70年代は大阪万博の開催で幕を開けます。 日本はやっと世界の仲間入りを果たしますが、突然のオイルショック、ドルショックの影響で、低成長時代を迎えます。 73年、アジア初の世界インダストリアルデザイン会議が京都で開催され、GKはその運営に積極的に参画しました。 その成果を通じて改めて日本が世界から注目される中、GKは京都、ロサンゼルスと、地域拠点・海外拠点を開設していきます。
 



1980–1989 活発な新事業展開期 1980–1989 活発な新事業展開期 80年代の日本は成熟する工業化時代を経て情報化時代へと向かいます。 そして電子立国の進展とその結果が招くバブル経済に湧いた時代に突き進んでゆきます。 国営事業の分割・民営化が進む中、GKグループは専門領域別の分社化を進めます。 同時に、広島、アムステルダムなど地域拠点・海外拠点をさらに開設。 新事業展開を活発化し、現在に至るGKグループの骨格が形成されることとなりました。
 



1990–1999 激動の20世紀末 1990–1999 激動の20世紀末 90年代には、92年のバブル経済の崩壊、95年の阪神淡路大震災など、天災・人災が相次いで日本を襲います。世界では急激なグローバル化の進展と新たな戦渦の多発など混沌の20世紀末を迎えます。 これに対して、GKは社会の構造変化に強いグループの構築を進め、新しい世紀に向けた、知的創造力の形成をめざします。 急速に伸展する中国にも拠点を置き、来るべきアジアの新時代に備えました。
 



2000–21世紀の視点 2000–  21世紀の視点 2012年GKは創立60周年を迎えました。 経済発展と歩みを共にした20世紀から、デザインは今、地球環境、食料・資源、情報、教育文化、格差問題など、より複雑化する社会の中で、多くの課題に解決策を提示する使命を担っています。 GKデザイングループは、こうした新たな時代に直面し、60年の歴史の中で培われた「組織的創造力」を基本とし、真の豊かさに向けての革新的回答を提供します。